偉大なるフランスの反戦映画

偉大なるフランスの反戦映画

風の薔薇 15 『大いなる幻影』  偉大なるフランスの反戦映画  フランスのヌーヴェル・ヴァーグにスポットを当てて、連載を続けてきた「風の薔薇」だが、今回が一応、最終回となる。コラム再開の可能性もあるが、ここで区切りをつ …

「天才ヴィゴの夢のような作品」

「天才ヴィゴの夢のような作品」

風の薔薇 14 天才ヴィゴの夢のような作品 『新学期 操行ゼロ』ジャン・ヴィゴ  さて、「風の薔薇」の14号は、ヌーヴェル・ヴァーグの監督ではないが、ヌーヴェル・ヴァーグに多大な影響を与えたジャン・ヴィゴの『新学期 操行 …

「焼きたてのパンとパリの迷宮」

「焼きたてのパンとパリの迷宮」

フランス映画祭 2019 横浜 毎年6月に開催されているフランス映画祭の季節が、今年もやってきました。 今年は6月20日から23日まで、横浜みなとみらい地区にて開催されます。注目の「シンク・オア・スイム」他、注目作がズラ …

「夏至のパリ、偶然の出会い」

「夏至のパリ、偶然の出会い」

風の薔薇 12  5時から7時までのクレオ    夏至のパリ、偶然の出会い    ヌーヴェル・ヴァーグの監督巡りの旅も、いよいよ12回目となるな、と思っていた矢先、唯一の女性監督アニエス・ヴァルダの訃報が届いた …

『去年マリエンバートで』

『去年マリエンバートで』

風の薔薇 11 『去年マリエンバートで』 記憶の迷宮をさまよう人々  回を重ねて11回目の『風の薔薇』はヌーヴェルヴァーグ探索に戻り、まだ取り上げていなかったアラン・レネに焦点を当てたい。今回は『去年マリエンバードで』を …

天才料理人の一夜限りの晩餐会

天才料理人の一夜限りの晩餐会

風の薔薇 10 天才料理人の一夜限りの晩餐会  寒い2月の間、本当にインフルエンザの猛威はすごかったようですが、皆様は如何おすごしでしたでしょうか。私は何とか無事に感染せずに3月を迎えることができました。すると現金なもの …

冬のドーヴィル、たゆたうサンバ

冬のドーヴィル、たゆたうサンバ

風の薔薇 9 『男と女』 真冬のドーヴィル海岸にたゆたうサンバ  今月も一本の映画を取り上げて行きたいのだが、コラム執筆直前にミシェル・ルグランの訃報が届き、愕然とした。1月26日に亡くなったという。『シェルブールの雨傘 …

幸運を呼ぶガレット・デ・ロワ

幸運を呼ぶガレット・デ・ロワ

風の薔薇 8 幸運を呼ぶガレット・デ・ロワ  新しい年を迎え、皆様はどのようなお正月をお過ごしでしょうか。先ずは、新年、明けましておめでとうございます。今年も当コラムを、よろしくお願いいたします。  さて、新年の一月にふ …

クリスマスと13のデザート

クリスマスと13のデザート

 悲しいことに、このところ訃報が相次ぎ、気持ちもふさぐが、11月7日にフランシス・レイが亡くなったという報せが届いた。ただし、この日付は死去が判明した日であり、正確な逝去日は不明とのこと。  フランシス・レイと言えば何と …

クロード・シャブロル『甘い罠』

クロード・シャブロル『甘い罠』

 =悲しいことに、シャルル・アズナブールが10月1日に、天国へと旅立ってしまった。数多くのシャンソンで人々を魅了したシャルルは、94歳で眠るように亡くなったという。ゴダールの『女は女である』の冒頭で流れた「のらくらもの」 …

思い出という宝もの

思い出という宝もの

風の薔薇 5  思い出という宝もの ~あの1月の朝を忘れない~  ずっとヌーヴェル・ヴァーグのフランス人映画作家を取り上げてご紹介してきた。トリュフォー、ゴダール、ドゥミ、ロメールと続いて来たから、次はルイ・マルかなとい …

マルシェの楽しみ

マルシェの楽しみ

4. マルシェの楽しみ、ぶらぶら歩きの勧め  先月に引き続き、夏の魅力いっぱいの映画をお届けしたいと思う。少しずつ秋の気配が感じられるのに、と思われる方、どうかご容赦ください!ヌーヴェル・ヴァーグの兄貴分として知られてい …

フリット、フリット、フリット!

フリット、フリット、フリット!

3. フリット、フリット、フリット! 今回はバカンス・シーズンにちなみ陽光さんさんの港町を舞台に繰り広げられるフランス・ミュージカル、ジャック・ドゥミ監督の『ロシュフォールの恋人たち』を取り上げようと思う。この映画も今ま …

2. アパルトマンでの朝食

2. アパルトマンでの朝食

2. マリアンヌのアパルトマンでの朝食 (横浜フランス映画祭報告とあわせて) 6月21日から24日まで横浜みなとみらいで催された『フランス映画祭』は久しぶりの横浜開催ということもあり、かなりの賑わいを見せた。上映のメイン …

1. アントワーヌ少年の朝食

1. アントワーヌ少年の朝食

1. アントワーヌ少年の朝食 「さすがに足が震えました」これは先ごろ、「万引き家族」が第71回カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督の受賞第一声だが、世界の大舞台で認められた快挙に先ずは、心から拍手を送りたい。 …